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ボクらが“二郎”

ラーメン二郎――。ラーメンが好きで当コラムを読んでくださっているアナタなら、この名を一度は耳にしたことがあるんじゃないでしょうか!?

そう、二郎こそラーメン界の「異端児」「ラスボス」といわれる伝説的なラーメンなのです。まずは、ラーメン二郎をフィーチャーするブログ「ジャポ二郎」主宰・くにさんにナビゲートしていただきましょう。

「一 言でいうと、とにかく脂っこくてボリュームがハンパない。そして、クセになるほどうまい食べ物です。麺はもぐもぐ食べるような食感の平太ストレート麺。豚 骨醤油ベースのスープは濃い口で、二郎専用のカネシ醤油がしょっぱさを演出しています。さらに、モヤシとキャベツがドカ盛りで乗せられ、ニンニクもたっぷ りトッピング。さらに、ブタと呼ぶにふさわしいボリュームのチャーシュー。それらすべてが渾然一体となっているのがたまりませんね。二郎に関しては、量も 味なんですよ」(くにさん)

スープは背脂がきいてギットリ、メニューの「小」ですらノーマルラーメンの2杯以上のボリューム。すみません、改めて想像するだけで満腹感が。しかし、一度ハマったらやみつきになる常習性を持っているようですね。何でも、熱狂的な二郎ファンを『ジロリアン』と呼ぶとか。

「ジ ロリアンの間には『二郎はラーメンではない。二郎という食べ物だ』という格言がありますが、まさに至言。他のラーメンと同じだとは思えないし、思いたくも ない。二郎が食べたくなったら、他のラーメンでは替えがききません。二郎を食べなければ、その欠落感は埋められないんです! いつも大でブタはダブル。ほ とんど全マシで食べていましたが、ボリュームがありすぎて撮影が難しいので、野菜マシは最近おさえ気味です」(くにさん)

「ダブル」に 「全マシ」。これは二郎独特のオーダー用語。ブタを増量した「ダブル」に加え、「ヤサイ」、味を濃いめにする「カラメ」、「ニンニク」「アブラ」といった トッピングがあるようです(それらを全部増量するのが全マシ)。しかし、こんなドカ盛りでも600円台というプライスに驚かされますね。

それもそのはず、本店は慶應義塾大学三田キャンパスのそばにあり、体育会系の学生に長く愛されてきた歴史を持っています。ボリュームとコストパフォーマンスは良心的なわけですね。

「現 在、都内には30店舗あり、系列を離れた『ラーメン富士丸』や『らーめん大』などのグループもあります。また、その特異なスタイルに影響を受けた二郎イン スパイア系にも、『用心棒』『辰屋』など、ユニークなお店が増えてきました。同じ二郎系でもスープの濃度、麺などに個性がありますし、二郎を食べ歩く楽し みはますます広がっているんですよ!」(くにさん)

むむっ! いつの間にか勢力を拡大していますね、恐るべし、二郎一門。しかし、知れば知るほど、その破壊力に尻込みしてしまうのは、ボクだけでしょうか?
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